皆様こんにちは。エム・エル・ピー株式会社の清でございます。
2009年10月6日〜10日までJGAS2009が行われました。今回の展示会で初披露目となる、三菱のLED-UV印刷専用機。環境に配慮した画期的なシステムとは具体的にどのようなものなのか。三菱ブース、LED-UV機のデモンストレーション、ブース内の模様と、新型機のコンセプトのご説明を中心に、ご報告させていただきたいと思います。
JGAS2009、三菱重工ブースにて。
たくさんのお客様に三菱ブースへお越しいただき、新型枚葉印刷機への注目の高さが伺えました。
低消費電力・低発熱に代表されるような、環境負荷への軽減。省スペース、 ダクトレスによる工場スペースの有効活用。瞬時に点灯・消灯、冷却サイクル不要による印刷準備時間の短縮。LED-UV機は昨今の多品種、小ロットの仕事にこそ威力を発揮する新技術として、今、注目されております。
UV印刷の最大のメリットである、「速乾性」。今回の三菱ブースのデモンストレーションでは、印刷後待ち時間なくすぐに断裁機に印刷物をとおし、カットしたものにオンデマンド機による可変データ入力をおこなうという、一連の後工程の流れもPRさせていただきました。
今、印刷会社では環境への配慮という命題を課せられている事実と、一方で、仕事の絶対量が減ってきている状況下でも、「効率よく生産性を上げなければならない」ということが求められています。
三菱重工は新型の印刷機を通じて、LED-UVシステムという環境配慮の新技術を提案すると同時に、版交換作業やメンテナンス作業等の時間を従来機より短縮できるような印刷機を提案すること、つまり、
「印刷準備時間の短縮ができる印刷機」
を新型機の重要なコンセプトとし、御客様にご提案させていただいております。
DIAMOND 304 + LED-UV、デモンストレーションの様子。
デモンストレーション後は、御客様に実機を間近で御覧いただきました。
厳しい企業経営を強いられている印刷業界ですが、力強い回復にむけて、今回の展示会がひとつの起爆剤となり得るという思いからでしょうか、連日たくさんの御客様にお越しいただきました。お越しいただいた御客様、誠に有難うございました。
今後も有益なツールとなる情報を随時、エム・エル・ピー株式会社は発信してまいります。次回の展示会も是非、ご期待くださいませ。